― スマホじゃ撮れない、思い出がある ―
はじめに:スマホに飽きた人へ
スマホのカメラって、たしかにキレイ。
でも、いつも同じような写りで、なんだか味気なく感じたことはありませんか?
そんなとき出会ったのがこのカメラ──Kodak FZ55。
📦 今回使っているのはこちら:
※フィルム風の描写が好きな人には刺さる1台です。
✨ Kodak FZ55の魅力
✅ 1. 小さくて軽い。いつでも持ち歩ける
本体わずか106gほど。ポケットにもすっぽり入るサイズで、散歩や旅行のときに“ついでに持っていける”気軽さがうれしい。
✅ 2. 操作がとにかくシンプル
難しい設定は一切不要。電源を入れてシャッターを押すだけ。
それだけで、どこか懐かしい写真が撮れてしまう。
🎞️ ブレ写真が「失敗」じゃなくなる世界
このカメラを語るうえで外せないのが、「ブレが逆に良い」という点。
もちろん、手ブレ補正はない。暗所にも弱い。
でもその不完全さが、写真に偶然性と感情をもたらすんです。
🖼️ ▼作例:Kodak FZ55で撮影した“ブレが美しい一枚”
📷 Kodak FZ55で撮れる写真の特徴
要素 | 特徴 |
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色味 | すこし緑がかる、レトロで柔らかい色調 |
画質 | スマホと同等かそれ以下。でも“雰囲気”がある |
逆光や暗所 | ハレーションっぽくなりやすく、味が出やすい |
シャープさ | 不明瞭な写りが、記憶を曖昧に写すようで魅力的 |
🤳 こんな人におすすめ
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フィルムカメラが好きだけど現像は面倒な人
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レトロ写真や“エモい”作風が好きな人
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写真にストーリー性を求める人
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スマホ以外で「撮ってる感」を楽しみたい人
⚠ 注意点(割り切りポイント)
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シャッター遅延があるので動きものには弱い
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高解像度でクッキリ!を求める人には不向き
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Wi-Fi非対応、RAW撮影も不可(あくまで気軽なカメラ)
✍️ まとめ:完璧じゃない。でも、いい写真が撮れる。
Kodak FZ55は、スマホのように便利でも、一眼のように高性能でもありません。
でもそこにあるのは、“自分の手で撮った”という手応えと、思い出が滲むような一枚。
シャッターが遅れても、ピントが甘くても、むしろその偶然が「ちょっといい写真」になる──
そんな体験ができる、愛すべきカメラです。